患者さんの声

武内 務 (TSUTOMU TAKEUCHI)

武内務さんは10年ほど前、前立腺がんで極所浸潤がんと診断されました。当初は手術不可能、5年生存率2割だと言われていましたが、IMRTという放射線治療を受け、今では元気に過ごしています。

がんをきっかけに、長年続けてきた建築設計の仕事を辞め、また愛犬を亡くしたショックからうつ病にも悩まされました。そうした闘病生活の中で、患者がインターネットで前立腺がんの最新の情報を得ようと思っても、日本ではそういったサイトがないと考えた武内さんは、患者会を立ち上げます。患者さんにとって必要な情報発信をしていくと同時に、患者同士が顔を合わせ、互いに励まし合える場を作ることを目指しています。

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