本サイトは前立腺がんの患者さんとそのご家族を対象としています。

化学療法について

化学療法とは

内分泌療法が効きにくくなった去勢抵抗性前立腺がんは、抗がん剤の投与で生存期間の延長が期待できます。米国などでは標準治療として広く認められており、日本でも2008年に保険適用になりました。今では、抗がん剤は内分泌療法が効かなくなった場合の第1選択薬とされています。

化学療法は副作用対策が重要

抗がん剤には、骨髄抑制のほか、むくみ、吐き気・嘔吐、倦怠感、手足のしびれなど、さまざまな副作用があります。できる限り長く治療を続けるためには、副作用対策が重要であり、さまざまな方法が開発されています。心身の苦痛は我慢せず、担当医や腫瘍内科医などと率直に話し合いながら、生活の質(QOL)を良好に保つようにしましょう。